声は剣より強し
どうも。
Qam初のツアー、しかもアメリカはワシントンから来日のParty Like It'sとのカップリングツアーということで各会場、大勢のお客様にご来場いただきありがとうございました。
並行して音源制作の方を進めているので地方へは帯同できませんでしたが、東京に帰ってきた彼女達を見るといろいろと感じることもありました。
そしてツアーファイナルで告知させていただきました初の全国流通盤「SUMMER MOVIE - EP」のリリース、さらには始まりの地、渋谷CLUB CRAWLでの7月20日に行う1stワンマンライブと、ここからさらにQamは加速していくことになると思います。
正直このリリースはQamとしては初めての大きな勝負なわけですが、ただ運営陣としては「まず良い音源を届ける」というところをメインに考えております。
リリイベなども後々発表されるとは思いますが、所謂アイドルファンの方々が思ってるところとは勝負するフィールドはまた違うのかなあと。
そんなふうに思っております。
先日発表された新曲。「声は剣より強し」。
「何度も君に恋をする」では、ステージに立つ心構えを。
「be with you」では、表現の心を。
「good day!!」では、飾らない等身大の自分を。
Qamサウンドプロデューサーとして彼女達の成長度合いに見合った曲を毎回書き下ろしてきたつもりでいます。
そして今回「声は剣より強し」において、何を彼女達に足りないと感じ、必要としたか。
それは、ステージに立つ自信でした。
まだまだ彼女達はオーディエンスに見守られ、育ててもらいながら日々過ごしているのだと思います。
もちろん、それはこの先もずっとそうなのだとは思うのですが、ライブ中にステージがフロアを掌握する瞬間がまだまだ少ない。
鳥肌が立つような瞬間。
グッときて思わず涙をしてしまう瞬間。
彼女たちに今必要なのは、自分たちが「Qam」であり、来てくださったお客さんを120%楽しませるんだという心構えと自信。
前から言ってますが、彼女達を「アイドル」という枠、「Qam」という枠に閉じ込める気はありません。
彼女達が自分の道を進んでいき、自分の夢を叶える。
いわばいつでも帰って来れるようなHOMEがQamでありたいと思ってます。
誰もがわかっていて気付かないふりをしているんだと思うんですが、アイドルって期間限定なんですよね。
いつかは絶対に終わりが来る。
その終わりが挫折で終わるのか、次のステップへ進めるかは、どれだけ運営が頑張ったとしても、結局は彼女達次第なんだと思ってます。
Qamはその活動中から、それぞれのその先の道筋、アイドルのその先を本人に考えさせ、さらにお客様にも見せるような活動方針、見せ方を行ってます。
それはアイドルが期間限定だったとしても、彼女達の人生は期間限定ではないからです。
いま応援してくださってる方々が、彼女達のその先も応援できるように。
10年先も、20年先もふと口ずさめるような楽曲を作っていけたらと。
そんな風に思ってます。
yUsUke