SUMMER MOVIE E.P. 全曲解説 vol.2

はい。どーも。

 

だいぶ間が空きましたが、全曲解説vol.2です。

 

今回は「good day!!(more good mix)」です。

 

この楽曲も3月の配信リリース時にいろいろと語っておりますのでまずはそちらを。

 

一度配信リリースしてるこの曲ですが、今回SUMMER MOVIE E.P. に収録するにあたって再ミックスしています。

 

more goodってのはまあ文法的には間違ってるんだけど、お気づきの通り(?)good dayと掛けてるのでその辺はご愛嬌。

 

冬から春にかけてのタイミングでリリースした楽曲を、夏に違和感なく聴けるようなミックスを心がけました。

 

具体的にはアコギのサウンド感だったり、ボーカルバランスだったり。

その辺りを重点的にイジってます。

 

 

音楽的なことを言えば1990年~2000年代のUKポップの様なサウンドを目指しました。

ブレイクビーツのループにアコギ、エレキ、ストリングスがメインで、アコギを録るためにコンデンサーマイクを新調したり、自分的にもいろいろと新しい挑戦もありました。

 

メンバー日向にリリックを書かせてラップにも挑戦させました。

レコーディングまではどうなることかと正直不安でしたが、上がってきたリリックと彼女のラップを聴いて良いものになるという確信を持てました。

 

そして今だから言えることなんですが、本来はサビだけではなく全英詩にする予定でした。

海外で話題になったらいいなー程度の考えだったのですが、目の前にいる人達に届かなかったら意味がないなと思い直し、最終的にはサビ以外は日本詩に戻しました。

 

この曲がQamにとってかなり大きな挑戦になったことと思います。

 

そしてこの楽曲を乗り越えたことで、彼女達の世界は大きく拡がったんじゃないかと。

 

3月に配信リリースしてから、7月のCD発売までに沢山のライブを経てこの曲はかなり成長しました。

 

メッセージというのは送り手と受け手がいて初めて成立するもの。

送り手というのはもちろんQamのことであり、彼女達がこのメッセージ性を理解してパフォーマンスしないことには誰にも伝わらない。

 

新しいこと、誰もやったことがないこと、言葉通りの意味であればそれをやることはそんなに難しくないと思います。

ただそれをきっちりとエンターテインメントとして成立させ、観た人に感動してもらうというのは本当に難しい。

 

この曲に込めた普遍性のあるメッセージが何年経っても誰かの心に残ったら良いなと思います。

 

 

 

yUsUke